NEWS | フード・食
2019.05.31 15:09
デリバリーのピザを頼んで、届いたものが想像していたトッピングと違ったり、思ったよりもトッピングが少ないと感じたりした経験はあるだろうか。
オーストラリアとニュージーランドのドミノピザでは、こうした不満が出ないようにと「DOM PIZZA CHECKER」なる装置を考案した。天井に吊るしたスマートスキャナーで、高度な機械学習、AI、センサー技術を搭載。ピザの種類を識別して、トッピングの配置が正しいかや、トッピングそのものに間違いがないかを判定してくれるという。
導入のきっかけは、つねに完璧を目指しても、忙しい時間帯にはやはり品質が基準を下回ってしまい、顧客の期待を裏切ることもあるからだそうだ。こうしたトラブルに対応するために、この装置がスタッフのサポートをしてくれるのだ。
Dragontail Systemsという企業との共同開発には2年ほどかかったとのことで、世界展開はまだまだといったところ。ただ、2019年後半には、店舗のテーブルでカットしたピザの画像を顧客と共有するサービスをスタートさせる予定だそうだ。