目で見るだけでなく触って時間を知ることができる
「さわる時計 Bradley」の新モデルが登場

視覚障がい者のうちで点字が読める人は全体の1~2割なのだそうだ。では、目の不自由な人たちは、どのように時間を知ることができるのだろうか。

そこで、点字が読めない人も簡単に時刻がわかるように開発されたのが、Eone(イーワン)の「さわる時計 Bradley」だ。この腕時計には針がなく、時針・分針の代わりに時間の流れを刻む2つのボールを搭載している。

表面につけられたボールが分を刻み、側面のボールが時間を表示。通常の時計と長針と短針の位置が逆になっているのは、時より分を確認する頻度が高いというUXデザインを採用したからだ。

また、実際のユーザーの95%は晴眼者だそうで、デザイン的にも優れている。これは、視覚障がい者も晴眼者と同じデザインを楽しめるということでもある。まさに、使う人を特定しないユニバーサルデザインの時計となっている。

同品は新しいフェイスデザインモデルがクラウドファンディングサイト Makuakeで紹介されている。ぜひチェックしてみよう。End