アートとテクノロジー、サイエンスの饗宴
「NEW TENDENCY 未来への潮流 喜多俊之展」が開催

大阪芸術大学は、2018年11月に竣工した新校舎「30号館 アートサイエンス学科棟」にて、プロダクトデザイナーで同大学デザイン学科教授 喜多俊之の展覧会「NEW TENDENCY 未来への潮流 喜多俊之展」を2019年5月24日(金)から6月29日(土)まで開催する。

同氏の作品は海外や、日本のメーカーから家具、家電、ロボットに至るまで多くのヒット製品を生みだし、作品の多くがニューヨーク近代美術館など世界のミュージアムに永久収蔵されている。

▲CEREMONY SPACE「二畳結界」

展覧会の中心となる作品は、1987年にパリのポンピドゥーセンター設立10周年記念として展示公開されたMINERAL SPACE「鉱物空間」。広さ16㎡で、鉄とアルミニウムと銅、それにコンピューター、電気エネルギーなどから成り立っている空間だ。

▲MINERAL SPACE「鉱物空間」

さらに、代表作である自然素材を使った1.8㎥の宇宙、「二畳結界」の精神空間。展示空間となる校舎は、建築家で同大学建築学科客員教授の妹島和世が設計を手がけた。新たなアートを生み出す空間で、喜多の代表作が楽しめるまたとない機会である。

また、5月24日には同氏によるNEW TENDENCYコンセプトトークも開催。ポンピドゥーセンターで展示された当時の話など、展示作品の解説が行われるそうだ。End

NEW TENDENCY 未来への潮流 喜多俊之展

会期
2019年5月24日(金)~6月29日(土) 10:00~17:00
※休館日:6月2日(日)、6月9日(日)、6月21日(金)、6月23日(日)

コンセプトトーク

日時
5月24日(金) 13:30~14:30
会場
大阪芸術大学30号館(アートサイエンス学科棟)
詳細
http://www.toshiyukikita.com/jp/etc/2930