ピニンファリーナが「Airbus A350-900」のための
ラグジュアリーなキャビンコンセプトを発表

イタリアのデザイン会社 Pininfarina(ピニンファリーナ)は、ラグジュアリーなフライト体験を手がけるAMAC Aerospace(アマック・エアロスペース)と共同で、「Airbus A350-900」のための斬新なキャビンコンセプトを発表した。

そのインスピレーション源は、船舶から建築までPininfarinaがもつ360°のインテリアデザインの専門知識。ジェット機に乗っていることさえ忘れさせる、快適で楽しい空間の創造を目指すという。

リラックス、仕事、食事、楽しい会話、さらには会議に至るまで、搭乗者のあらゆるニーズを満たすことができる設計で、現代のライフスタイルに合わせた多機能スペースとして、プライベートな時間・空間とビジネスの時間・空間がシームレスに溶けあうのだ。

このコンセプトの特徴は、帯のように環を描くユニークなオープンスペースであるキャビンラウンジに体現されている。ゲストを招くエリアにはホームバーを設け、その横にあるくつろぎの空間は親密な雰囲気を醸し出す心地の良い居場所となっている。ソファの前には透明の大きなスクリーンがあるので映像や空の眺めを楽しめる。

ラウンジには、食事や会議をするためのダイニングエリアと、リラックスしたひと時を過ごせるように緑のあるスペースも用意している。End