カプセルホテル「ナインアワーズ」が九州地区に初出店
「ナインアワーズ中洲川端駅」がオープン

九州地区に初めてナインアワーズが登場する。福岡市博多区下川端町の博多リバレインモール by TAKASHIMAYA B1Fに2019年8月9日(金)オープンするのは、「ナインアワーズ中洲川端駅」。

「ナインアワーズ」は、都心における機能的かつ高品質なトランジットサービスという独自のカテゴリーを目指したホテル。滞在中の「シャワー」+「睡眠」+「身支度」という3 つの基本行動に特化して、それぞれの機能性と品質を徹底追求している。

同店は、福岡随一の繁華街であり、ビジネス、観光の中心である、福岡市地下鉄「中洲川端駅」に直結。ここから福岡空港やJR博多駅、博多・天神の高速バスターミナルへは乗り換えなしで行けるので、非常に利便性の高い場所となっている。

また、同店は商業施設の地下階フロアへの出店で、空間デザインは成瀬・猪熊建築設計事務所が担当。8.3m×8.7mのグリッド状に巨大なRCの柱が並び、迫力ある躯体が巨大な施設を支える構造だが、他の店舗のように躯体を隠すのではなく、活かし際立たせることで、空間に個性を与えている。

内装を剥ぎ取り、荒々しいコンクリートの柱を露出させる一方、新設の壁などの要素は、既存躯体のグリッドと角度をずらした。結果として、素材においても座標においても、新旧が対比された空間となり、抽象的な仕上げで作られた路地のようなシークエンスに、荒々しい躯体がアートのように現れる、特別な体験を生み出しているそうだ。End