NEWS | アート / ビジネス / 講演会・ワークショップ
2019.05.23 16:21
東京国立近代美術館は2019年6月22日(土)に、独立研究者・著作家・パブリックスピーカーの山口周氏と共同開発したビジネスパーソン向けプログラム「Dialogue in the Museum(ダイアローグ イン ザ ミュージアム)」を開催する。
同館の所蔵作品を用いた対話鑑賞プログラムをベースに、同氏による特別講義を織り交ぜたワークショップ形式のセミナーで、同館主催の特別プログラムとして今後年3 回程の開催を予定。
ロジカルな思考が重要とされる経営デザインやビジネスシーンにおいて、新たに感性や美意識の重要性が注目されるなか、アートを通じて、ビジネスシーンに役立つ観察力、思考力、表現力、多様性の理解、そして美意識を鍛えるためのトレーニングに取り組む。
たとえば、美術館の展示室でギャラリーチェアに座り、本物の名画を見ながら対話鑑賞(ギャラリートーク)を体験。参加者の関心や疑問に基づき、ファシリテータの進行のもと、メンバーが対話を重ねながら鑑賞を深めていく。この「探究的な鑑賞 (Inquiry Based Appreciation)」は、欧米の先進的な美術館でも実践されている現代の鑑賞方法だ。
参加者の美術知識は問わない。先入観の無い状態で作品を読み解くことで、スリリングで深い鑑賞体験を味わうことができるそうだ。
Dialogue in the Museum
- 日時
- 2019年6月22日(土)10:00~13:00
- 会場
- 東京国立近代美術館
- 申込期間
- 5月23日(木)15:30~6月6日(水)17:00
(定員に達し次第終了) - 詳細
- https://www.momat.go.jp/am/learn/dim-business/