NEWS | 展覧会 / 建築
2019.05.22 14:35
横浜・みなとみらいにあるASJ YOKOHAMA CELLでは、2019年6月9日(日)まで、展覧会「ル・コルビュジエのプレゼンテーション– 国立西洋美術館初期計画案を辿る-」が開催中だ。
1956年、建築家 ル・コルビュジエから一冊のポートフォリオが日本に届く。それは「国立西洋美術館」の基本計画案だった。同氏は都市における文化の核として「無限成長美術館」を構想。標準化・工業化された建築構成要素により設計され、螺旋状の増築の可能性をもつものである。国立西洋美術館はそのプロトタイプとして実現した。
同展示では、当時の図面・スケッチ、写真、初期計画案より復元した幻のバヴィリオン、演劇場「不思議な箱(ボワット・ミラクル)」を含むCGなどを用いて、彼が構想した美術館建築、都市計画、そしてル・コルビュジエの創作を貫く「工業化の美学」を紐解いていく。
また、同展時に合わせて6月6日(木)には、東京理科大学建築学科教授・山名善之氏と加藤道夫氏によるトークイベント「『ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリスムの時代』を語る」も開催される。こちらは入場無料だが、専用サイトから予約が必要だ。
展覧会「ル・コルビュジエのプレゼンテーション– 国立西洋美術館初期計画案を辿る-」
- 会期
- 2019年5月15日(水)~6月9日(日)
11:00~18:00 入場無料 - 会場
- ASJ YOKOHAMA CELL
- 詳細
- https://events.asj-net.com/events/12664
- 日時
- 2019年6月6日(木) 18:00~19:30
※入場無料 こちらの応募サイトより要予約 - 会場
- ASJ YOKOHAMA CELL
- 詳細
- https://special.asj-net.com/leCorbusier_presentation