NEWS | アート / 展覧会
2019.05.17 15:36
東京・六本木にあるサントリー美術館では、企画展「Information or Inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」が2019年6月2日(日)まで開催中だ。佐藤オオキが率いるデザインオフィス nendoが提案する、左脳的なアプローチ、右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会である。
本展では、人は美しいものに出会ったとき、2種類の感動のしかたをすると仮定。作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動と、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動があり、この両方が体験できる、1つの展覧会のようで2度たのしめる展覧会なのだ。
これに合わせて、インスタレーション「uncovered skies」を展示している。天井から映し出された映像が傘の下に現れ、本来であれば空を覆い隠す傘が、空を映し出してくれる。光と影が作り出す空間が体験でき、大人でも子どもでも楽しめる内容だ。
日本美術とは切っても切れない「四季」をテーマにしたこの作品もまた、その製作過程や技術的な解説を楽しめる「information」的要素と、直感的に体感できる「inspiration」的な要素を兼ね備えていると言えるだろう。
サントリー芸術財団50周年
nendo × Suntory Museum of Art
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美
- 会期
- 2019年4月27日(土)~6月2日(日) 会期中無休
- 開館時間
- 10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)
※5月25日(土)は六本木アートナイトのため24時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで - 会場
- サントリー美術館
- 詳細
- https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_2/