ドイツのNPOとデザインスタジオによる「One Dollar Glasses」
発展途上国でメガネを普及させるプロジェクト

メガネをかける必要があるのに、商品がなかったり、経済的な理由で購入できない人は、世界中でおよそ1億5000万人以上もいるそうだ。

NPO団体「EinDollarBrille」のミッションは、このような問題を解決すること。発展途上国の人々に製造法や曲げ加工装置を提供して、自らがメガネを製造できるようにすることを目指している。

また、このプロセスで、新しい雇用が生まれ、持続可能な解決策を与えることで発展途上国を支援することがねらいだ。なによりメガネは、人々の外見や自己表現において重要な役割を果たしているのだ。

ドイツのデザインスタジオ Haus Ottoが手がける同プロジェクトから生まれたメガネは、遊び心たっぷりにワイヤーの可能性を探るものである。

はたして、1ドル未満でばね鋼や熱収縮チューブ、ポリカーボネートレンズなどの材料を用いて、どこまでできるのか探っていく。さまざまなメガネを作りながら、幅広いソリューションが生まれることが期待されている。End