Doogの自動運転モビリティロボット「ガルー」
空港内での移動などで運用開始

▲1人乗りモビリティ「ガルー」

ロボットベンチャーのDoogは、1人乗りの「ガルー」および2人乗りの「モビリス」の運用など、モビリティロボットの事業化を開始する。そのほか、様々な現場・ニーズへの展開が可能な新たなベースユニットの開発にも着手する。

2019年度の上半期中には、1人乗りの空港向けパッケージ製品「ガルー」が製品化される予定。ガルーは乗客が1名ずつ乗車して3台を同時運行し、追従走行によって搭乗ゲートや入国審査への移動などに活用する。

スタッフが所持するスマートフォンから簡単に操作でき、未来的なデザインであることが特徴だ。ガルーのデザイン・造形においては、ロボリューションのプロジェクトの協力を得ている。

▲2人乗りモビリティ「モビリス」

また、モビリスは、「あらゆる状況の人々が行楽を満喫するための乗り物」をコンセプトに開発された2人乗りのモビリティロボット。2人が横に並んで乗車できるベンチタイプのシートでありながら、コンパクトで小回りがきく乗り回しのしやすさが特徴となっている。

同社では、モビリティロボットの今後の展開のため、運行環境に応じてGPS走行を組み合わせるなど、新しいベースユニットの開発も行う計画だ。End