アワードを通じて、デザイナーと事業者をマッチングするという新たな試み 「Sky Design Awards2019」の応募受付をスタートしている。

ボーダーレスな活動が可能になった今、個の力だけではなく、世界の様々な地域に点在する才能をまとめ、地域間でのコラボレーションを促し世に出していくという、かけ算のデザイン手法は益々重要な時代になってきている。一方で日本のデザイン業界は、未だ世界と同じようなレベルで開けていないという現状だ。

そこで、リミットがない「Sky＝空」のように、デザイナーが可能性を広げ、視野を広げることの出来るような機会を創出することを目指して創設されたのがSky Design Awardsである。

2019年春、それぞれ香港と日本という異なる地域を拠点にしつつも、世界に向けて優れたデザインの発信や業界の活性化を図る活動を続けてきた「Merci Magazine」、「Neoplus Sixten Inc.」、「Art Dumbo Ltd.」により設立された。

初開催となる今回は、イタリアの高級家具ブランド「PROMEMORIA（プロメモリア）」の新作家具デザイン企画（1名または1社）、香港と日本のデベロッパーによるホテル&リゾートのプロジェクトへの参画（建築・インテリア・家具、各1名または1社）、および巡回展「The Beatles Tomorrow」が東京で開催される際のグラフィックデザイン（1名または1社）が応募特典となっている。

応募対象は、2017年1月1日（日）から2019年6月30日（日）までにアジア太平洋地域に実現した、または実現する建築、インテリア、ビジュアルの各デザイン。応募締切は2019年5月16日（木）23時59分まで。応募方法とエントリー費に関しては、専用サイトにて確認してほしい。

カテゴリーについては、「建築部門」に9 カテゴリー、「インテリア部門」に11 カテゴリー、「ビジュアルデザイン部門」に6カテゴリーを用意。賞の種類は、上記の各部門の各カテゴリーより2作品がショートリストとして選定され、さらに各部門より 1 作品、計3点が「SKY DESIGN OF THE YEAR」として選出される。