NEWS | 建築
2019.05.09 17:52
新しい円形の出窓を手がける企業で、フランス・リヨンに拠点を置くLUMICENEは、この窓を活かした建築ユニット「LUMIPOD」を公開している。
このプレハブ住宅モジュールは、自然の真ん中に設置することで、都会で生活する人たちがコンクリートから離れてリラックスすることができるという。
2本のレールの間をスライドするアルミ製フレームに湾曲したガラスを使用。この窓が180度開くことで、室内空間が屋外空間へと展開されるのだ。また、この窓が閉じていても、快適な繭のように包まれて自然に浸ることができる。さらに、さまざまな環境に調和できるように、外装や屋根もこれに合わせて変えることができるようだ。
直径5.45m、高さ3.25mで、床面積は約17m²。部屋の中央にベッドが設置されているが、ワードローブや浴室も完備。天井高は2.25m、総重量は約4.5トンとのことで、陸路でも船でも運んでくれる。
この窓を開くだけで、室内と屋外の境界が取り払われるので、この上なく快適な体験が味わえるだろう。