N.E.バンクミケルセン記念財団（デンマーク）とチャレンジドジャパンは、2019年5月18日（土）に東京証券会館にて、バンクミケルセン生誕100周年記念式典と記念講演会を実施する。

記念式典では、歴代の記念賞、記念財団栄誉賞受賞者の紹介と、千葉忠夫財団理事長による記念講演を行う。チャレンジドジャパンは、ノーマリゼーション型社会の実現をミッションとして掲げており、本式典の趣旨に賛同し、本式典の実施をサポートする。

ノーマリゼーションの父として知られるN.E.バンクミケルセン(Bank Mikkelsen, N.E.、1919-1990)がデンマークで生を受けてから、ちょうど100年が経とうとしており、その思想は、1981年の「国際障害者年」の制定を期に世界的に影響を与えるようになった。

いまや国連を始めとして世界の多くの国が障害のある人々の問題を取り上げ、世界自閉症啓発デーや、世界ダウン症デーなど共同で啓蒙活動を行うまでになったが、地域の隅々までその理念が浸透するには至っていないのが現状だそうだ。

N.E.バンクミケルセンの教えを後世に引き継ぎ、さらにはノーマリゼーションの理念の普及と浸透、地域での実践を進め、それが日本社会の改革に確実につながることを目指している。