コピーライターとして活躍する電通のキム・ソクウォンが生み出したキャラクター「豆しば」。犬でも豆でもない豆しばが豆を使用した料理のなかから突如現れ、あまり品が良いとは言い難い豆知識を披露するCMで人気だ。

2018年で誕生10周年を迎えたこの豆しばと、人気絵本作家 荒井良二が奇跡のコラボレーションを果たした絵本「まめしば」が、小学館より発売されている。定価は1,500円（税別）。

「カンガルーのおなかのふくろのなかは、すっごくくさいんだって」といえば、おかあさんのお腹の袋を少し離れたところから怪訝そうに見つめる子どものカンガルーが登場、「シロクマのけをそると、くろくなるんだって」といえば、氷山に腰掛けて毛を剃り、黒い地肌があらわになったシロクマが登場…。

異質のコラボによる、お子さまから大人まで、誰でも満足出来る1冊。身近な雑学をつぶやく豆しばと、それに添えられた思わずププッとふき出す絵の化学反応が見物だ。