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2019.04.23 14:21
アウディは、上海国際モーターショー2019で、未来の大都市のためのモビリティコンセプトを発表した。
このショーモデル「Audi AI:ME」は、コンパクトな寸法や未来的で広々としたインテリアが特徴。ボディラインは、エモーショナルでありながらも空間を有効活用したコンパクトな電気自動車のデザインを、どのように表現すべきなのかを示しているという。
Audi AIは、人工知能やマシンラーニング分野の方法論やテクノロジーも取り入れ、自動運転を可能にするビークルインテリジェンスだけでなく、クルマを乗員のパートナーに変えるインタラクションインテリジェンスの両方を兼ね備えることが目標。AIとユーザー(ME)を結び付け、自分で学んだり考えたりして、予測的に個人のニーズを反映することも可能としている。
また同車は、市街地走行用に設計され、レベル4の自動運転機能を搭載。このレベルのシステムでは、その機能は高速道路や都市部の特別な設備が施された地域など、特定のエリアに限定されているが、ドライバーによる運転の補助は必要ない。
こうした自動運転機能により、乗員は移動中に車内で好きなことをして過ごすことができる。コミュニケーションやエンターテイメント、あるいはただ単にリラックスするための、広範囲なハイテク機能を満載し、家庭と職場に次ぐ「第3の生活の場」としての役割を徐々に高め、車内で過ごす時間をより価値あるものに変えてくれるそうだ。