安藤忠雄建築の五つ星ホテルを舞台にした芸術祭
開催に向けてクラウドファンディングを開始

愛媛県・松山市にある四国最高級のスモールラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート青凪」は、地元アーティストを中心に、全国からさまざまな分野で活躍するアーティストを集結させ、2019年10月12日(土)から10月14日(月・祝)まで3日間かけて行う芸術祭を計画している。

その芸術祭を実施するために必要な費用の調達を、クラウドファンディング プラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて、4月17日(水)よりスタートした。応募終了は6月7日(金)となっている。

瀬戸内リトリート青凪は、安藤忠雄が建築・設計を手がけた「エリエール美術館」を改装し、2015年に開業。全7室の小さなホテルだが、「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」において、豪華で最高級であるホテル「5レッドパビリオン」として紹介された。

瀬戸内の食文化を伝えるディナー「瀬戸内旅懐石」や、地元アーティストによる「空間インスタレーション作品展」、また瀬戸内のアーティストの表現の場としての「交流会」など、地元の魅力を伝える企画を行ってきた。ただ、ホテルという役割上、発信する情報は宿泊ゲストのみが受けとれるという欠点があったという。

そこで、より多くの人々に瀬戸内の魅力を改めて知ってもらうため、「瀬戸内リトリート青凪芸術祭」を実施する計画が浮上。宿泊ゲストはもちろん、誰でも入場できる芸術祭として2019年10月に開催できるように計画を進めている。End