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2019.04.17 14:07
ストラトローンチ・システムズ(Stratolaunch Systems)が製造した世界でもっとも大型の飛行機「ストラトローンチ(Stratolaunch)」が、2019年4月13日に初飛行に成功した。
ストラトローンチ機は、2つの機体を1枚の翼が繋いでいる構造で、翼のスパンはアメリカンフットボールのフィールドよりも長い。
初飛行は、6時58分(太平洋夏時間)にモハーヴェ空港&宇宙港(Mojave Air & Space Port)を離陸。最高速度は時速189マイル(時速約304km)、最高高度は17,000フィート(約5km)に達し、モハーヴェ砂漠上空を2.5時間飛行して帰還した。
ストラトローンチ機は、可動式の発射プラットフォームとしての利用を目指している。航空機からロケットを発射することで、宇宙へのアクセスが便利で低価格、さらには日常的になるのだ。
また、翼の中央部分は補強することで、総重量50万ポンド(約226トン)までの複数の打ち上げ用ロケットの輸送が可能だとしている。