NEWS | インテリア / ビジネス
2019.04.16 14:28
建築テック系スタートアップ「VUILD(ヴィルド)」は、2019年4月11日(木)より、家具づくりをすべての人に解放するサービス「EMARF(エマーフ)」の正式運用を開始した。
また、パナソニック、カインズ、面白法人カヤック、リビタ、LIFULL、富山県南砺市とEMARFの活用を視野に入れた連携を開始する。
EMARFは、ユーザーがオンライン上で好きな家具のテンプレートを選び、自分の部屋や身体にあったサイズに調整することで、オリジナル家具が出力できるサービス。完成した製品を受け取るだけでなく、ユーザーが工房へ出向いて、工房オーナーのサポートのもと、設計した家具を自らの手で完成させることも可能だ。
ユーザーが注文した家具のデータは、「ShopBot」をもつ工房に即時に送信。工房は材料をセットし、ShopBotのスタートボタンを押すだけ。すばやく簡単にオーダーメイドの家具のパーツが出力できるので、オーダーメイドでもコストを抑えて製造できるようになる。
サービス開始時には全国35カ所へのShopBot導入を行っており、うち5箇所の工房オーナーのもとでの生産を開始する。VUILDでは、これからもShopBotとEMARFの導入をすすめ、生産拠点を拡充、2020年に100拠点、2023年 1000拠点の構築を目指している。