NEWS | 建築
2019.04.16 14:16
北海道の洞爺湖のほとりに完成したホテル「We Hotel TOYA」は、洞爺湖の豊かな自然と、現代的な視点で表現された「和」が融合した空間だ。
もとは洞爺湖畔に建った老人ホームだったそうで、隈研吾建築都市設計事務所がこれを木と布をあしらったブティックホテルへと変身させた。
地元産の杉の丸太をファサードとインテリアに用いることで、杉の森の中にいるような、やすらぎの空間が誕生。
室内にはプリーツ加工を施した布を用いて、布の洞窟のような空間を創り、洞窟の向こうに、目の前の洞爺湖の水面が出現するような空間構成とした。
各ゲストルームのバルコニーには、木製のバスタブを設け、ヒノキの香りの風呂につかりながら、洞爺湖の景観を満喫することができる。