NEWS | ファッション / 工芸 / 見本市・展示会
2019.04.16 14:33
スペインのブランド ロエベは、ミラノサローネ国際家具見本市にて、さまざまな「バスケット」作品の展示を行っている。
今回は、世界中から伝統的工芸品であるかご細工の職人に、彼らにとっては新しい素材であり、同ブランドではおなじみのレザーで作品を作ってもらうように依頼。伝統的職人にフォーカスし、その作品に現代の光を当てる試みだ。
このプロジェクトに参加したのは、日本をはじめ、アメリカ、韓国、アイルランド、南アフリカの8人の国際的なアーティストたち。バスケットというテーマに対して、各分野の深い知識を共有しつつ、独自のスタイルで解釈し、豊かな装飾を施して実用的でもある1点物のコレクションが生まれた。
平らにした竹から籠を編む者、稲藁で複雑な彫刻を作る者、籐で飾り結びを作る者など、手仕事の巨匠からヒントを得て、未来の新しい基準となるような限定シリーズができあがった。
また、公式サイトでは、今回のプロジェクトに参加した職人たちが紹介されている。稲藁作品を手がけるARKO、竹工芸家の松本破風や米澤二郎らが今回作った作品や、インタビュー動画も楽しめるので、ぜひチェックしてみよう。