NEWS | ファッション / 見本市・展示会
2019.04.16 13:53
植物を使った大型の「生きた」インスタレーション「Adjacent Field」は、アーティスト Linda Teggによる作品だ。
この作品にはイタリア・ミラノの打ち捨てられた一角に生えた植物を使っているそうで、ファッションブランド「ジル・サンダー(Jil Sander)」のクリエイティブユニット「Lucie and Luke Meier」とともに構想したという。
ミラノデザインウィーク2019の開催に合わせて、同ブランドの本社内に作り上げたインスタレーションで、ジル・サンダーのコレクションの新シリーズを紹介するためのものである。
このシリーズはメンズ・ウィメンズともに、山や海のそば、田舎など都市の外で過ごす生活のために作った耐久性のある製品になるそうだ。
会期が終われば、もとの場所に戻される植物もあるが、自生しているが見落とされがちなミラノの植物を思い出させるために、長持ちするようにアレンジされて、ジル・サンダーのスタジオ内で育てられる植物もある。こうしてスタジオは日常的な空間から非日常的な空間に変わるのだ。