NEWS | テクノロジー / ファッション
2019.04.09 17:55
非営利団体H&M Foundation(H&Mファウンデーション)が主催する「第4回 Global Change Award(グローバル・チェンジ・アワード)」は、ファッション業界のノーベル賞とも呼ばれ、廃棄物ゼロの循環型ファッション業界を目指したイノベーション・コンペティションだ。
受賞したのは5チーム。そのなかで日本の開発チームSynfluxも、廃棄物ゼロを可能にするAIを活用した新しいパターンメイキングのシステム「アルゴリズミック・クチュール」において、「アーリー・バード特別賞」を受賞した。
アルゴリズミック・クチュールは、日本の伝統的な直線裁断パターンを土台にし、パターンテクノロジーを活用。このアルゴリズムは、身体の3Dデータにもとづいて、着用者の身体寸法ぴったりの型紙を自動生成し、これまでパタンナーが担ってきた型紙設計過程を自動化するものだ。
さらに、機械学習によって生成された衣服のデザインは、モジュラーパターンによって構成されており、ユーザーはオンラインプラットフォームにおいて自分のテイストにあった形、素材、色をカスタマイズすることができる。
このシステムを利用することで、ファッション業界では、使用エネルギー量のみならず廃棄物も大幅に削減することが可能だそうだ。