NEWS | 建築
2019.04.04 12:06
BLUE BOTTLE COFFEEは、東京・千代田区に国内11店舗目となる神田万世橋店をオープンさせた。この店舗は約25㎡とこれまででもっとも小さいもので、店内にも座席を設けていないテイクアウト専門店である。
築100年以上のJR中央線の高架下レンガ造の一角にあり、設計を手がけた長坂常が率いるスキーマ建築計画としては、すでにできている素敵な環境にどう寄り添うかを考えたそうだ。
まず既存のPB(プラスターボード)壁と天井を解体し、建物の特長である赤煉瓦とコンクリートの躯体を現しにして、これを空間に取り込んだ。
カウンターの白いボリュームは、周囲のコンクリート製の重厚な躯体に包まれるように配置。小さいながらも街を取り込むカフェになって欲しいとの願いが込められている。