NEWS | グラフィック / プロダクト / 展覧会
2019.04.09 18:05
東京国立近代美術館は、2019年5月21日(火)から6月30日(日)まで、同美術館分館の工芸館で「所蔵作品展―デザインの(居)場所」を開催する。
現在同美術館では、工業デザイン192点、グラフィックデザイン776点を収蔵している。このなかから選りすぐりのデザイン作品と、工芸作品を合わせた約120点を通して、デザインの(居)場所はどこ?という問いに対する答えを「国境」、「領域」、「時間」という3つの視点から考えていくという内容だ。
また、エンツォ・マーリのデザインによる器シリーズ「SAMOS」を一堂に展示。工芸館でシリーズ全ての器を展示するのは、約30年ぶりだ。
さらに、1953年に開催された「世界のポスター展」についての小展示もある。今竹七郎、伊東深水、北代省三、菅井汲、原弘によるポスター5点を記録資料と合わせて展示し、当時の様子を振り返る。
なお、東京国立近代美術館の分館である工芸館は、2020年に石川県金沢市へ移転する予定だ。
所蔵作品展―デザインの(居)場所
- 会期
- 2019年5月21日(火)~6月30日(日)
- 開館時間
- 10:00~17:00 ※入館時間は閉館30分前まで
- 休館日
- 月曜日
- 無料観覧日
- 6月2日(日)
- 詳細
- https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/wheredesign2019/#section1-1