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2019.04.03 12:21
「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、コミュニケーションロボットなどを企画・開発するユカイ工学は、博報堂と共同で、2018年11月に発売となったしっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」によるストレス軽減効果検証実験を実施した。
Qooboは、毎日の生活に癒しを求める人や、ペットを飼いたくても飼えない人のための、ユカイ工学がロボティクス技術を活用して開発したロボットだ。
実験は、女性21名、男性17名(年齢26.2±7.8)の被験者について、「Qooboを持った場合」・「Qooboを持っていない場合」での安静状態がもたらすストレス軽減効果を、気分プロフィール検査(POMS2)指標を用いて評価した。
実験の結果、35項目の質問からなる被験者の心理状態評価について、「Qooboを持った場合」は「Qooboを持っていない場合」と比較して、優位なストレス軽減効果を持つことが示されたそうだ。
特に「緊張・不安」「抑うつ・落ち込み」「疲労感・無気力感」の3つにおいて高い軽減効果が確認されたと同社は発表している。