2018年に237種類のサービスロボットをまとめた「サービスロボットカオスマップ」を公開したロボットスタートから、世界中に注目されている中国の151種類のサービスロボットをまとめた「中国版サービスロボットカオスマップ」が公開されている。

同社では、前作となる「サービスロボットカオスマップ」を作成するため、世界中のロボットを調査するなかで、中国で新しいロボットが続々と生まれている現状を目にした。

中国でのロボットへの投資ブームは2016年がピークだったそうで、その後はコンセプトではなくビジネス面での成否が問われるようになっているという。それ以降、市場ニーズを汲み取ったロボットが多数開発されているが、言葉の壁によって中国国内のロボット情報は、日本ではあまり知られていないのが実情。

こうして同社では、日本におけるサービスロボットの導入を支援するにあたり、中国ではどんなロボットが開発されているのかをわかりやすく示す必要があると考え、「中国版サービスロボットカオスマップ」の無料公開をスタート。ワンクリックで製品ページへ移動できるのが特徴だ。

国内のロボットメーカーや導入を考えている企業の一助になればとの思いからこのプロジェクトが実現。全リンク付きのPDFファイルは、ロボットライブラリから無料でダウンロード可能。ただし、ダウンロードにはロボットライブラリのアカウントが必要となる（アカウント登録は無料）。