「りんごかもしれない」や「おしっこちょっぴりもれたろう」などで人気の絵本作家 ヨシタケシンスケにより初のエッセイ集「思わず考えちゃう」が発売された。

ヨシタケは、りんごを見つめながら「りんごかもしれないし、りんごでないかもしれない」とえんえん考え続けるなど、子どもの素朴な疑問から出発して、哲学的な議論にも繋がるような、ユニークな発想の世界観で人気の絵本作家だ。

タイトルにある通り、「思わず考えちゃう」人やどうしても「考えすぎちゃう」人に捧げるエッセイで、「あわよくば、生きるヒントに！」してほしいのだとか。

「自由って何？」「子どもに優しくできないよ」「あれは人生の無駄？」「他人のストローの袋が気になる」「明日、すごいやる気を出す方法」など、ヨシタケならではのやり方で語ってくれる。

さらに、楽しくて、グッとくるイラストを100点以上も収録。読むとクスッとしてホッとしてちょっとイラッとする、新感覚のスケッチ解説エッセイとなっている。また、公式サイトでは、「思わず考えちゃう」を思わず試し読みすることもできるので、ぜひチェックしてみよう。