インスタレーションから都市まで幅広いジャンルで国際的に活動する建築・デザイン事務所noiz（ノイズ）と明治時代創業の岐阜県の畳製作会社国枝とのコラボレーションで誕生した、「ヴォロノイ畳《TESSE》」が正式に受注を開始した。

コンピューテーショナルデザインと熟練した職人による伝統技術を組み合わせ、パターン生成から製造までをパラメトリック制御による、世界初の新しい畳だ。

TESSEは、ブラウザ経由で部屋の形状や好みの分割数を入力、もしくは3Dスキャンなどにより部屋の形状をデジタルに取得することで、どんな空間にもフィットする独自のパターンを毎回あらたに生成し、世界に一つだけのオリジナル畳を製作することができる。

公式ウェブサイトで、現時点ではベータ版だが、オンラインでフルカスタマイズを可能とするための技術開発を現在も進めている。