NEWS | テクノロジー / プロダクト
2019.03.29 16:13
自由に空を飛べる一人乗りデバイスの開発を目指す「GoFlyコンテスト」が現在開催されている。米ボーイング社がスポンサーを務め、一人乗りのコンパクトで静かなエア・モビリティ(空飛ぶクルマ)のアイディアを世界中から募集し、そのなかでもっとも優秀な機体に100万ドル(約1億円)を贈呈するコンテストだ。
この大会はフェーズ2が終了し、日本のチーム「teTra(テトラ)」がフェーズ3に進出を決めた。東京大学博士課程に在籍する中井佑をリーダーとして、学生・社会人のプロフェッショナルを集めて結成したチームである。
同チームでは、2018年末から個人用飛行装置の設計・製作・実証を行い、2018年6月のフェーズ1で世界トップ10に入り、2019年3月26日(火)にフェーズ3進出が決定。
空飛ぶクルマとして日本で初めて航空機保険を取得し、さらに航空機としての認証を目指しつつ、誰もが手軽に扱うことのできる次世代の乗り物として開発を目指すとしている。このプロジェクトを応援するメンバー、スポンサーも随時募集しているそうだ。