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2019.03.28 17:03
JR西日本は、2020年春の運行開始に向けて準備を進めている「新たな長距離列車」について、その列車名を「WEST EXPRESS 銀河(ウエスト エクスプレス ぎんが)」に決定したと発表した。
コンセプトとなる「銀河」には、この列車が運転する西日本エリアを宇宙に、各地の魅力的な地域を星になぞらえ、それらの地域を結ぶ列車という意味を込めたそうだ。また、エクステリアカラーは「瑠璃紺(るりこん)色」で、西日本が誇る美しい海や空を表現した、紫味のかかった深い青色で統一。
エクステリアのロゴマークも、西日本エリアの魅力的な地域を星に見立て、その星々のあいだを列車が移動する様子を曲線でデザイン。「WEST EXPRESS 銀河」が魅力的な地域と乗客を結ぶ列車であることを表現している。
列車は1号車から6号車までの6両編成。グリーン車指定席となる1号車「ファーストシート」をはじめ、各車両には、簡易寝台車「クシェット」、コンパートメント「ファミリーキャビン」、フリースペースの「明星」「遊星」「彗星」、グリーン個室「プレミアルーム」を用意。
デザインを担当するのは、列車や駅舎の設計を手がける「イチバンセン」代表の川西康之。1両ごとに異なる座席タイプを配置することで「多様性」をもたせ、「カジュアル」「くつろぎ」を両立できるシンプルながらも快適な車内空間を実現、さらには鉄道ならではの旅の魅力を感じることができる特徴的な「車窓」を設けている。