NEWS | ソーシャル / テクノロジー
2019.03.28 15:24
どこに住んでいようと、水は私たちすべてに影響を及ぼしている。世界の人口のほぼ2/3にあたる約40億人の人々が、少なくとも1年のうち1か月間の深刻な水不足を経験しているそうだ。
Googleは、「世界水の日」にあたる2019年3月22日(金)に、いつ・どこで水位が変化しているかを測定・監視できる新しいプラットフォームを無償で提供すると発表した。
前週の国連環境総会(UNEA)で公開した国連の「Water-Related Ecosystems」または「SDG6.6.1」とよばれるこのアプリでは、湖や川といった「地表水」の各国の年間統計を見ることができる。また、相互に関連した地図、グラフ、完全なデータをダウンロードすることで、1984年から2018年までの変化もわかる。
今回発表された新しいアプリは、国連環境計画との協力で開発され、すべての人が水についてのデータを利用できるようにするのがねらいだ。
Googleは同プラットフォームが、それぞれの国が自国の環境と資源をよりよく理解するために重要な役割を果たし、サステナブルな世界について誰もがデザインできるようになることを期待している。