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2019.03.22 13:03
Googleは2019年3月19日(火)、テレビやノートPC、デスクトップ、タブレット、スマホなど、あらゆるディスプレイでゲームに簡単にアクセスできる新しいビデオゲーム・ストリーミングサービス「Stadia」を発表した。
このStadiaを使えば、ユーザーはいつでも好きなゲームにほぼすべてのディスプレイからアクセスできるようになる。また、開発者にとっても、これまで構想してきたゲームを作成するのに、ほぼ無制限でリソースが使用できるようになるのだ。
というのも、Googleの大きなデータセンターインフラ(サーバー)を活用することで、サーバークラスのGPU、CPU、メモリ、ストレージを組み合わせた強力なハードウェアが実現でき、ゲームクリエイターの想像力と同じくらいのスピードでStadiaを進化させることができるからである。
たとえば、毎日2億人以上の人がゲーム関連のコンテンツを視聴しているYouTubeで、ボタンを押すだけでたくさんのゲームが利用できるようになる仕組みだ。
さらに、最高のゲームパフォーマンスを実現するためにゲーマーへのリサーチから作成した専用コントローラー「Stadia controller」も同時に発表。Wi-Fiでコントローラーからサーバーにダイレクトに接続でき、4Kの高解像度でのゲームのセーブやシェアまでもボタン1つでできるようだ。
今のところ、アメリカ、カナダ、イギリス、および多くのヨーロッパの国々で、2019年後半に発売する予定。日本での展開は未定だ。