NEWS | プロダクト / 見本市・展示会
2019.03.13 12:45
日産自動車は、ジュネーブモーターショーにおいて、電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したクロスオーバーコンセプト「IMQ」を世界初公開した。個々の要素が流れるようにすべてがシームレスにつながるという発想から生まれたデザインが特徴だ。
なめらかでダイナミックな外観で、ガラスルーフは光を投影。窓やルーフの存在自体を感じさせないようになっており、車内に外の景色がそのまま飛び込んでくるような大きなパノラマを楽しむことができる。
フロントグリルなどに施されたレイヤーは、そのまま内装に流れ込んでいる。フロアには禅庭の砂紋を連想させるようなデザインにしており、波型の機能面でも室内温度を下げる効果があるそうだ。
室内のあちこちに埋め込まれた照明は生地の下に隠れており、その隙間から漏れる光が高級感を醸し出している。また、車内をシームレスに貫くセンターコンソールも工芸品のような輝きをたたえている。
なお、「e-POWER」は、100%電動モーター駆動システムと、モーターを駆動するための電気を発電するガソリンエンジンを組み合わせたもので、すばやく滑らかな加速と優れた燃費性能が特徴だ。現在日本では、「ノート」と「セレナ」に搭載されており、欧州市場には搭載車を2022年までに投入する予定だ。