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2019.03.08 16:47
フランスのスポーツカーブランド「ブガッティ(Bugatti)」は、最新モデルとなる「ラ・ヴォワチュール・ノワール(La Voiture Noire)」を公開した。
伝統のある同社にとって、遺産を受け継ぐことは課題になるという。こうした課題からユニークなモデルを生み出すことにつながった。それが今回の「ラ・ヴォワチュール・ノワール」で、世界でもっともパワフルでラグジュアリー、そして1台限りのハイパースポーツカーだ。
パイオニア精神、完璧さへの情熱、たえず限界を塗り替えたいという願いが、110年前の設立以来のブガッティの根本にある気質。同車は、ミニマリズムをあわせもつエレガンスと力強さを与えながらも洗練させるという、ブガッティが考えるフランスの伝統とアイデンティティを反映したもので、パリの高級ファッションデザイナーのオートクチュールにも匹敵するオーダーメイドカーである。
創業者の息子 ジャン・ブガッティ(Jean Bugatti)の「タイプ 57 SC アトランティーク」を現代的に解釈したものをはるかに上回る、広いフロントエンドとブガッティ独特の「Cライン」を備え、クーペの輪郭を定義する優雅なウエストラインで、細長い印象を作り出している。
なお、同車はすでに述べたように「1点もの」で、同社サイトによれば価格は1100万ユーロ(約13億9,000万円・税別)とのことで、すでに購入者がいるそうだ。