NEWS | プロダクト
2019.03.06 18:38
自動車メーカー ダイムラーは、2019年3月7日(木)から3月17日(日)まで開催されるジュネーブモーターショーでスマートのコンセプトカー「フォーイーズ+(forease+)」を公開する。
同車は、2018年のパリモーターショーで公開したスマート「フォーイーズ(forease)」を発展させたもので、デザイン的にも機能的にもバージョンアップ。ルーフは琥珀色の布地で覆われており、コンセプトカーにクラシックカーのようなコスモポリタンな雰囲気を与えている。
実は前モデルにはルーフがなかったが、このモデルでは斬新なルーフ「#rooflove」を装着。軽量で頑丈、一年中通して使え、取り外しも可能だ。サイドウィンドウはないが、オープンリアで小さなフロントガラスがついていて、純粋なドライビング体験が楽しめる。
デザインは遊び心を控えめにして、コンパクトですっきりしている。外装はマットな軟炭色で仕上げ、すっきりとした表面を強調。琥珀色のルーフとのコントラストは、内装にも生かされている。使用したカラーは少ないが、全体としてはカラフルで「フォーイーズ+」のコンセプトを特徴づけている。
内装については、シートにブラックのナッパレザーやマイクロファイバーなど、上質な素材を使用。ステアリングホイールやドアシル、ベルトラインは無煙炭のマイクロファイバーを使い、センターパネルにもナッパレザーを採用。
スマート「EQ fortwo cabrio」シリーズの量産モデルにもとづいているとのことで、市販化が期待されるコンセプトカーだ。