富士通デザインの携帯電話「らくらく」シリーズの歩みを紹介
「らくらくデザイン展」がJIDAデザインミュージアムにて開催

東京・六本木のJIDAデザインミュージアム in AXISでは、2019年3月7日(木)から3月9日(土)まで「らくらくデザイン展」が開催される。

同展では、富士通デザインが2001年から手がけてきた携帯電話「らくらく」シリーズの歩みとその課題の解決について、過去機種から新製品開発まで普段伝えきれないこだわりと取り組みを紹介するもの。

「新しい機械はちょっと苦手」「小さい文字は読みづらい」といった高齢世代の不安を解消するために登場した「らくらくホン」は、「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「あんしん」をキーワードに、時代に応じたコミュニケーションツールとして発売されてきた。

とはいえ、テクノロジーの進化は日々止まらず、人間の老いとのあいだに必ず隙間が生まれるという。デザイナーはどこまでその隙間を埋めることができるのかという問いに対し、デザインを通じどんな提案をするのだろうか。

17年以上も「らくらく」を提供する同社の一貫した思想を知ることができる展覧会である。End

らくらくデザイン展

会期
2019年3月7日(木)から3月9日(土)
10:00~17:00 入場無料
会場
JIDAデザインミュージアム in AXIS
詳細
https://www.jida.or.jp/site/information/gallery201903