「最果タヒ 詩の展示」が横浜美術館で開催中
新作のインスタレーションを発表

横浜美術館では、有望な若手アーティストを紹介する「New Artist Picks」シリーズとして、「最果タヒ 詩の展示」が2019年2月23日(土)から3月24日(日)までの期間開催されている。

言葉を用いて多種多様な表現活動をおこなう作家・最果タヒは、中学生の頃からウェブ上で言葉を発表し始め、2007年には第一詩集を刊行。

▲最果タヒ
《氷になる直前の、氷点下の水は、
 蝶になる直前の、さなぎの中は、
 詩になる直前の、横浜美術館は。》
(展示風景)、2019
撮影:山城 功也

詩壇から高い評価を得る一方、インターネットやSNSを通じてそれまで詩に親しんだことのなかった層をもファンに取り込んでいる。また近年では、美術展への参加や空間を使った言葉の発表も積極的に取り組み、ひとつの表現形態に留まらない多彩な展開を見せている。

本展は最果にとって美術館での初の個展となるそうだ。作品と作品を受け取る側が相互作用して響きあうことを重視する最果の創作を、新作のインスタレーションとして発表。鋭い感性で私たちの日常を揺さぶる最果の言葉の展示が楽しめるだろう。End

最果タヒ 詩の展示

会期
2019年2月23日(土)~3月24日(日) 観覧料無料
休館日
木曜日(2019年3月21日(木・祝)は開館)、3月22日(金)
開場時間
11:00~18:00 
*Café小倉山は10:45~18:00
*2019年3月2日(土)は20:30まで
会場
横浜美術館 アートギャラリー1、Café小倉山、美術情報センター
詳細
https://yokohama.art.museum/exhibition/index/20190223-526.html