セイコーウオッチは、2019年4月9日（火）から4月14日（日）までイタリア・ミラノで開催される世界最大級規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク 2019」に、高級ウオッチブランド＜グランドセイコー＞として出展する。

2018年に続き2度目の出展となる今回は、ミラノモードの中心地モンテナポレオーネ通りに近い邸宅美術館「ポルディ・ペッツォーリ美術館」にて、グランドセイコーの世界観「THE NATURE OF TIME」を体現するインスタレーションを披露する。

同展では、「自然」と「本質」という「NATURE」の2つの意味を、すべての営みが自然の一部であるとする日本ならではの時間意識と、グランドセイコーが常に追求してきた時の本質として捉え、「Time Perception（時間知覚）」をキーワードに、流れるように動く秒針を持つ同社独自の機構「スプリングドライブ」が映し出す「移ろいゆく時と、その永続性」を斬新なアプローチで可視化する。

時計の進み具合と必ずしも一致するとは限らない主観的な時間、その感覚との新たな対話を通して、改めて「時」が導く力を感じることができるインスタレーションだ。

昨年に引き続き、TRUNKの桐山登士樹をプロデューサーに迎え、クリエーターには、多岐に渡る領域で活動を展開するデザインスタジオのwe+、およびストーリー性の高い映像表現に定評のあるCGディレクター 阿部伸吾を起用。

さらに会場には、独特の柔らかさと立体的な表情に富むテクスチャーを持つ「紙縒り（こより）和紙」を用いて、西洋の歴史的建築の中にありながらまるで繭に包まれるように柔らかな、且つ和を感じさせる空間が演出される。