NEWS | プロダクト
2019.02.26 12:18
韓国の起亜自動車(KIA)の欧州法人「Kia Motors Europe」は2019年3月5日(火)、ジュネーブモーターショー2019で大胆な新しい完全電動コンセプトカーを公開する。
フランクフルトにある同社のデザインセンターが手がけたこのコンセプトカーは、活発なEV化の流れのなかで一歩先を進みたいという想いをビジュアル的に表現したものだ。
「自動車のデザインとは心臓をとらえ、その鼓動をより速く、より長くしていくことです。自動車が電動だからといって、デザインを変えなければならないとはまったく思いません」と、同社のデザイン担当副社長 Gregory Guillaume氏は語っている。
「私たちは、航続距離、パフォーマンス、充電ネットワーク、そして運転のダイナミズムについて消費者の関心に応えるだけでなく、一目見たときに鳥肌が立つような、運転した時に髪の毛が首の後ろで逆立つような、そんな完全電動式の自動車のデザインを想像しました」と同氏。
この完全電動コンセプトカーは、「ドライバーの鼓動が上がるだけでなく、電動化に対するトータルで感情に訴えかけるアプローチへの足がかりとなるデザイン」も意図しているようで、そこには幅広いターゲットに向けて、電動自動車社会への幕開けを意図するメッセージも織り込まれているようだ。