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2019.02.25 17:59
インドのホテル運営会社「OYO(オヨ)」は、ヤフーと合弁会社「OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN」を設立し、日本の賃貸住宅事業に本格参入すると発表した。
2019年3月上旬より、スマホだけで物件探しから入居、退去までができ、数日間の試し住みもできる日本初のアパートメント(賃貸)サービス「OYO LIFE(オヨ ライフ)」を開始する。すべての部屋を家具家電付き、敷金・礼金・仲介手数料0円で提供するとしている。
OYOはITを活用した不動産経営で、世界8ヶ国でブランド展開を行うグローバル企業。「OYO LIFE」は同社の運営ノウハウを元に、日本の賃貸物件に手軽さと利便性をもたらし、暮らし方に新たな価値を提案するものだ。
音楽や動画、アパレル、家具等におけるサブスクリプション型サービスが広がるなか、商品・サービスの「所有」から「利用」や「シェアリング」という考え方が受け入れられつつある。「OYO LIFE」も、複雑な手続きを省き、まるで旅するように自分のライフスタイルに合ったエリアでの暮らしを手軽に楽しめるサービスを目指している。
ちなみに、同社は2018年11月に50件の物件を獲得、2019年3月末までには東京都内のプレミアムエリアを中心に1,000件を超える物件を獲得する予定だそうだ。