NEWS | 展覧会 / 建築
2019.02.26 12:01
日瑞建築文化協会(JSAA)とスイス大使館は、スイス・バーゼルの建築ユニット クリスト&ガンテンバイン(Christ & Gantenbein)の展覧会「The Last Act of Design – スイス建築の表現手法」を開催する。
2019年3月20日(水)から3月31日(日)までは東京・渋谷のヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラムにて、2019年4月4日(木)から4月20日(土)までは京都市左京区の京都工芸繊維大学美術工芸資料館にて開催される。
スイス国立博物館(2016)、バーゼル州立美術館(2016)など、近年のスイスにおいて重要なプロジェクトを手がけるクリスト&ガンテンバイン。いまやスイスを代表する若手建築家の一組と言えるだろう。
本展は、彼らが 「The Last Act of Design」と呼んでいる建築におけるデザイン行為に着目し、彼らのつくりだす建築がもつ意味の多様性の表出を試みるものだ。
建築は、竣工後も写真・図面・模型といったさまざまな媒体で表現され、鑑賞者はこれらを通じて建築を知覚し、空間を想像する。今回は、イタリア人写真家ステファノ・グラツィアーニ(Stefano Graziani)の解釈から撮られた写真、配色・線にアレンジを加えたドローイング、3Dプリンタによる模型といった、さまざまな媒体から彼らの建築の多様な側面に迫るという。
なお本展は、日本・スイスの建築文化交流のプラットフォームとして2018年に設立した、日瑞建築文化協会の初のイベント。その幕開けにふさわしく、クリスト&ガンテンバインの探究の集大成が日本で初公開される。両者のレクチャーなど関連イベントも予定されている。
The Last Act of Design – スイス建築の表現手法
- 会期
- 2019年3月20日(水)~3月31日(日)会期中無休
- 開館時間
- 11:00~19:00
- 会場
- ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
- 会期
- 2019年4月4日(木)~4月20日(土) 日曜休館
- 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 会場
- 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
- 詳細
- http://js-aa.org/event001.html