NEWS | プロダクト
2019.02.21 15:29
ある研究によると、一緒に暮らすカップルの4人に1人は一人で眠るのが良いそうだ。そして、睡眠不足が度重なると自宅、職場、路上での怪我や事故の危険性が高まるのだとしている。
そこでフォードが提案するのが「Lane-Keeping Bed」だ。ベッドに自動車技術のノウハウを適用して、片方に寄ってしまっても一晩中「車線をキープ」してくれるという。つまり、スマートベッドでずれてしまった身体の位置を元に戻してくれるのだ。
ほぼすべてのフォードの自動車に搭載されている「Lane-Keeping Aid」は、前方の道路標識を認識し、ステアリングを正しい方向に動かして安全に正しい車線に戻すドライバーサポートシステム。
「Lane-Keeping Bed」はこの技術を取り入れ、圧力センサーを使用して人がベッドに偏ったことを認識。搭載したコンベアベルトで、身体を自動的かつ静かに元の位置に移動してくれる仕組みである。
同品はまだプロトタイピングのようだが、「Ford Interventions」のひとつとして、自動車の専門知識を応用して、日々の(同品の場合は毎晩の)問題に取り組むそうだ。