NEWS | プロダクト
2019.02.19 15:08
フライフィッシングの楽しみの1つは、毛針で魚をだましたり、深い水の底で魚を感じたりすることだ。極細のフライラインで釣りをすれば、水面に糸を簡単にキープでき、ロッドと毛針のあいだのフィーリングをよくすることができる。
KICKSTARTERに登場したロッド「Tanuki Ninja」は非常に柔軟で敏感な設計で、あまり力を入れずに極細のフライラインがキャストでき、感度のよさから水の深いところで魚の食いつきが伝わってくるのである。
デザインは、何百年も前に日本で始まった漁師の「テンカラ釣り」をベースとしている。フライフィッシングではもっとも簡単な方法で、ロッドとフライラインと毛針があればよく、リールは必要ないので、初心者には魚を釣りあげることも簡単だし、上級者はひたすら釣りに集中することができる。
ロッドは超軽量の約63gで、世界最軽量のテンカラロッドだとしている。ラインは、フローティングラインとフルオロカーボンライン#3.5の2種類をパッケージ。
製作した「Tenkara Tanuki」によると、手がけるロッドは中国の工場で細心の注意を払って製造。機械ではなく職人の手づくりで、職人の訓練には日本のベテランの技術者が携わったそうだ。