NEWS | 建築
2019.02.14 17:31
ドバイで建設予定の高さ550mのタワー「Burj Jumeira」の設計案を、アラブ首長国連邦の政府系企業 ドバイ・ホールディング(Dubai Holding)が公開した。
有名なヤシの木の形をした人工島 パーム・ジュメイラがある、Al Sufouh地区のSheikh Zayed通りの向かい側に位置している。
ドバイのスカイラインの新しいアイコンとなるこのタワーのデザインは、同国の砂丘と流れるオアシスの調和した波紋がヒントになった。ファサードはデジタルディスプレイで覆うことで、多様な行事で利用でき、同地のコミュニティ活動の中心におけるタワーの役割を一層強固なものにしている。
頂上部は「Crown」と呼ばれ、さまざまなイベントに柔軟に対応。高さ450mの位置では、異なるキャパシティや用途向けに拡張可能で、スカイラウンジと内部でつながったスカイレストランを使えばさらに大規模なイベントを開催できる。また、屋内では完全な没入型インタラクティブディスプレイも楽しめるそうだ。
また、複数ある展望デッキは、訪問者に360度のドバイのパノラマビューを提供。このインタラクティブな経験は、従来の展望デッキの概念を超越するだろう。
メインの展望台まではモダンなデジタルスクリーンを使ったエレベーターでアクセスする。到着までの時間は独特な経験が味わえる。展望台では年間を通して花火やその他のイベントが観覧できる最高の場所となりそうだ。