NEWS | インテリア
2019.02.13 14:28
1935年にヘルシンキで創業した、北欧のインテリアブランド・アルテック(Artek)は2019年春、東京・表参道に日本初となる直営店「Artek Tokyo Store(アルテック 東京ストア)」をオープンすると発表した。
1936年の最初のオープン以来、家具や照明だけでなく、同社と価値観を共有するブランド、生地や小物、クラフト品などを扱う、現代のライフスタイルショップの先駆けだったアルテックストア。
ギャラリーを併設するなど、文化的な側面に焦点をあてた初期のデザインストアとして、80年以上にわたり、人々の暮らしにモダニズムのあり方を提示し続けてきた。また、同店はフィンランドのデザイン文化の形成に大きな影響を与え、世界に向けてフィンランドデザインを発信する役割を担ってきた。
創業から84年を経た2019年、奇しくもフィンランドとの外交樹立100周年を迎える年に、世界第二のマーケットである日本に初の直営店が誕生。設計は、中村圭佑が率いる設計事務所 DAIKEI MILLSが担当する。
アルテックは、Artek Tokyo Storeが、人生において意味のあるものを選びたいと望んでいる人、本物の製品であることを大切に考えている人、北欧のデザインやライフスタイルに親しみを感じている人に向けた、今の暮らしへの新たなヒントとインスピレーションをもたらす場所になることを目指している。内装デザインなどどのような空間と体験が提供されるのか。今から楽しみだ。