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Unicodeの開発を管理する団体「Unicode Consortium」はこのほど、新たな絵文字セット「Unicode Emoji 12.0」を公開した。

同団体の発表によると、開発者向けには2019年3月5日（火）からデータのリリースが開始され、スマホ各機種で使えるようになるのは2019年9月～10月ごろの見通しだという。

今回追加された絵文字は59種類にのぼり、性別や肌の色の組み合わせで合計230点が利用可能になる。人種や性別の多様性に合わせたもので、男性同士や女性同士、異なる肌の色のカップルといった組み合わせも見られる。

また、義手や義足、補聴器をつけた耳、電動や手動の車いす、盲導犬のような、身体に困難を抱える人たちに関係する絵文字も増加。

そのほかにも追加された絵文字は、Unicode Consortium公式の絵文字リストで確認できる。今回追加されたものは緑色の四角の枠で囲んであるので、チェックしてみよう。