PUMAが開発する「Fit Intelligence」
スワイプするだけで靴紐を自動調整

PUMAは、フットウェアのフィット感を自動調整できる最先端技術プラットフォーム「Fit Intelligence(Fi)」を発表した。

このFi技術を搭載した初の製品となるのは、ワークアウトや軽いジョギング向けのトレーニングシューズ。マイクロモーターで独自のケーブルシステムが作動、Fiモジュールを上下にスワイプするだけで靴のひもを結んだり、緩めてくれる。

また、シューズはユーザーの足の形を学習して、各自のフィット感に合わせてくれるスマートセンシング機能も装備。スマホアプリを使ってフィット感をモニタリングや微調整ができる。アスリート向けにAppleウォッチを使えば、その場で調整を行うことも可能だとしている。

同社は2016年に初の自動靴紐調整シューズ「AutoDisc」を製造。以来、機能性やユーザーインターフェース、耐久性の向上に取り組み、このたび後継となるFiが登場した。

Fi搭載のシューズは2020年に一般販売される予定で、都市の風景のなかからジムまで活用できる、インターネット世代の「コネクテッドジェネレーション」に寄り添うシューズとなりそうだ。End