1919年創業の日之出水道機器が手がける
鋳物製品ブランド「HinoLab M」から7つの新商品が登場

1919年(大正8年)の創業時より鋳物製品を手がけてきた福岡市本社の日之出水道機器は、2016年からインテリアブランド「HinoLab M(ヒノラボエム)」を展開している。クリエイティブなデザインを採用し、2018年12月から、7つの新商品(メモホルダー・クリップホルダー・トレイ・ペンスタンド・ブックエンド・ソケットカバー・ランプシェード)がラインナップに加わった。

同ブランドでは、鉄が醸し出す重厚さや存在感を持ちながらも、鋳物特有の曲面や鋳肌とよばれる表面のテクスチャーによる温もりや繊細な柔らかさを湛えた製品を展開。道具として使われるなかで染みついた擦れや錆に時の経過や懐かしさを感じる、そのような趣深さを「鋳物の風合い」として大切にしている。

製法としては、球状黒鉛鋳鉄を用いた薄肉・高強度製品の鋳造技術や、特殊な砂を用いた鋳型の製造技術など、鋳造に関わる長年の経験を駆使。これに加えて、独自の表面処理技法を用いて、デザイナーが意図する形状やテクスチャーに込められた想いも忠実に再現。

既存の主要商品も含めてこれら新商品は、東京港区のTABLOIDで開催されるセレクトショップのバイヤーを対象にした合同展示会「EXTRA PREVIEW(エクストラ・プレビュー)」に出展される。実際の商品の風合いを確かめる機会となりそうだ。End

EXTRA PREVIEW #18

会期
2019年2月13日(水)~2月15日(金)
10:00~20:00(最終日のみ19:00 まで)
会場
TABLOID
詳細
http://www.tabloid-tcd.com/