オラファー・エリアソンの展覧会「Olafur Eliasson: In real life」
2019年7月からロンドンのテート・モダンで開催

アイスランドのアーティスト オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)の展覧会「Olafur Eliasson: In real life」が、2019年7月11日(木)から2020年1月5日(日)まで、ロンドンの美術館 テート・モダン(Tate Modern)で開催される。果てなき探求を続けるエリアソンの没入型の世界が体験できる絶好の機会となるものだ。

彼が一貫して目指しているのは、芸術を社会に関連させ、ギャラリーの内でも外でも記憶に残る方法を通じて観客と交流することだ。

同展では、「Beauty」(1993)のような初期の有名なインスタレーションから最新の絵画や彫刻まで、過去30年間におよぶ30点以上の作品が一堂に会する。

サステナビリティ、移民、教育、建築といった多様な分野での彼の幅広いコラボレーション作品も初めて俎上に載せられ、観客はこれらのプロジェクトが彼の芸術的実践をどのように拡張しているのかを知ることもできる。

さらに、ギャラリーの壁の外側に出て、同館の屋外のテラスにまで広がる一方で、「Room for one color」(1997)などのインスタレーションはギャラリーの外にあるコンコースに設置。

また、期間中は、Studio Olafur Eliassonが「Tate Eats」とコラボして、同館のテラスバーの特別メニューを用意。オーガニック、ベジタリアン、エシカルな食材をベースにしているそうで、エリアソンのスタジオメンバーがベルリンのスタジオで出されている料理が味わえるようだ。End