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2019.02.06 17:12
世界錯覚コンテスト2018で優勝した、明治大学先端数理科学インスティテュート所長の杉原厚吉特任教授がアドバイスした「錯視サイン」が、2019年1月28日に京浜急行電鉄の羽田空港国際線ターミナル駅に登場した。
同社によると、これは国籍や年齢を問わず効果のある目の錯覚を活用した案内サインであり、実物の看板とはちがって視覚障がい者等の支障になることなく、ハッと目がいく案内ができるとしている。
また、本サインの設置により、増加する訪日外国人利用者を中心にエレベーター利用を促して、同駅構内における効率的な旅客誘導やエスカレーターからの手荷物落下による事故の防止を図りたい考えだ。
これに合わせて、同氏の錯視作品展「杉原厚吉のふしぎ?錯視展」が同日より、同駅にて2019年5月6日(月・祝)まで約3ヵ月間の期間限定で開催中である。そのほか、京急電鉄の車両が壁から飛び出すフォトスポットも設置。錯視作品展は観覧無料となっている。